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すぐに理解できた!プログラマーの仕事内容をわかりやすく解説!

プログラマー 仕事内容 わかりやすく

プログラマーの仕事内容って何?
SE(システムエンジニア)と何が違うの?

プログラマーとして仕事をしたことが無ければ、プログラマーが実際にどんな仕事をしているのか疑問ですよね。

今回は、実際に私が実務で行っている仕事内容を基に、プログラマーの仕事内容についてお話していきます。

プログラマーの仕事内容とは?SEと何が違う?

プログラマー 仕事 見出し

プログラマーとSEは仕事内容が全く異なります。

SE プログラムの設計
プログラマー プログラムを書く

SEはプログラムの設計をする仕事で、プログラマーは設計を基にプログラムを書く仕事です。

プログラマー 仕事内容

これはプラモデルで例えるなら、SEが組み立て説明書を作って、プログラマーが説明書を見ながら組み立てるイメージになります。

SEとプログラマーの違いの例

SEはお客さんから要望を聞いて、要望を実現するための仕組みを考えて設計書を書きます。プログラマーはその設計書を基にしてプログラムを作るということです。

会社によってはSEとプログラマーの境界が無いこともありますが、基本的にプログラマーは設計は行わず、設計書通りにプログラムを作ることが仕事になります。

ゆうき

プログラマーは文字通り、プログラムを書くだけの仕事なんですか?

先生

プログラムを書くだけでなく、プログラム作成に関すること全般が仕事になります!

プログラマーの仕事は、具体的には

  1. プログラムを書く
  2. テストをする
  3. デバッグをする

この3つの仕事を行います。

1. プログラムを書く

「プログラムを書く」工程でやることはプログラミングです。今、個人開発でプログラムを書いているのであれば、それとやることは同じです。

仕事と個人開発の違う点は、仕事の場合は設計書があるため、自分の好きなようにプログラムを書けるわけではない、という点です。

プログラマーの仕事は、設計書の内容を守ってプログラムを作成することが求められます。そのため、個人開発よりも作業感が強くなるかもしれません。

2. テストをする

テストとは動作確認のことです。書いたプログラムが正しく動作しているか確認する作業になります。

テストの方法としては、テスト専用のプログラム(テストコード)を書くこともあるし、プログラムを実行して動作確認をすることもあります。

個人開発でも、作成中に所々で書いたプログラムが正しく動作するか確認すると思いますが、イメージとしてはそれと同じです。

テストのやり方は会社により様々です。

3. デバッグをする

デバッグとはプログラムの間違い探しです。

テストとデバッグの違いは、テストは正しく動作するプログラムを作るための作業になりますが、デバッグは正しく動くことを前提として間違いがないか探す作業になります。

そのため、テストは開発途中で行いますが、デバッグは完成後の最終チェックとして行います。

デバッグで発見されなかった不具合は、そのまま製品として世の中に出ることになってしまうため、デバッグはプログラマーの仕事の中でも特に慎重に行う作業になります。

プログラマーに向いている人、向いていない人

プログラマー タイピング

それでは、次は、プログラマーに向いている人と向いていない人の特徴をご紹介します。

ちか

設計書通りに作るだけって…
プログラマーは楽しくなさそうですね…

先生

中にはそのように言う人もいますね!

プログラマーの仕事は設計書通りにプログラムを作ることが基本になります。そのため、楽しくないと感じる人もいます。個人開発は好きだけど、仕事としてのプログラミングは好きじゃない…と言う人もいます。

それとは逆に、私みたいにプログラマーの仕事の方が楽しいと感じる人もいます。

それぞれの人にはどのような特徴があるのでしょうか?

プログラマーに向いている人

プログラマーに向いているのは、機械を制御することが好きな人です。

例えば、あなたが自主開発をしていて、プログラムコードをキレイに書けた時や、バグが解決した時、思い通りにプログラムが動いた時に快感を覚えるようならプログラマーに向いています。

製品そのものを作るのではなく、機械、ゲームキャラ、Webサイトなど、プログラムを使って何かを動かすことを楽しいと感じる。他には、製品が完成した時でなく開発の工程を楽しいと感じるのであればあなたはプログラマー向きです。

プログラマーに向いていない人

製品を作りたい、または仕組みを考えることが好きな人はプログラマーには向いていません。

例えば、ゲームを例にすると、モンストのようなパズルゲームを作りたいとか、ファイナルファンタジーの戦闘のシステムを考えたい、というような場合です。

このように仕組み(システム)を考えることが好きな人はプログラマーよりもSEの方が向いています。

プログラマー 向いている人 向いていない人

このような人は、とにかく早く製品を完成させて使ってみたい、プログラムは動けばそれで問題ない、と考える傾向があります。もしあなたがこのような考えを持っているのであれば、プログラマーよりもSE向きです。

実際に、私の周りでもシステムを考える立場になりたい、と言う理由でプログラマーを辞めた人もたくさんいます。

プログラマーよりもSEの方が立場が上なのか?

プログラマー 立場

プログラマーを辞めてSEになる人はたくさんいます。多くの会社でもプログラマーのキャリアップの位置づけでSEが配置されています。

さらに、仕事の工程もSEの仕事は「上流工程」、プログラマーの仕事は「下流工程」と呼んだりします。名前からしてプログラマーが下にある感じがして嫌だと思う人もいるでしょう。

では、プログラマーはSEよりも立場が下なのでしょうか?

答えは「NO」です。プログラマーは決して立場が下なわけではありません。

SEが設計しても、プログラマーの高度な技術がなければ実現できないこともたくさんあります。

SEはプログラミングもできる人が多いし、「上」と「下」と工程のイメージからも立場が上なイメージがします。そのため、SEはプログラマーよりも偉いと感じるかもしれませんが、中にはプログラミングが好きでずっとプログラマーをしている人もいます。

そういう人は技術力も高く、真のプロフェッショナルです。下流工程をしているからといって年収が低いわけでも、立場が下なわけでもありません。

SE、プログラマーというのはただの作業分担です。それにより立場に上下があるわけではないので、その点は覚えておいてください。

まとめ

それでは今回のまとめです。

プログラマーの仕事内容のまとめ
  • プログラマーは設計書に基づいてプログラムを作る仕事
  • プログラム、テスト、デバッグが具体的な仕事内容
  • 機械を制御することが好きな人はプログラマーに向いている
  • システムを考えることが好きな人はプログラマーに不向き
  • SEはプログラマーのキャリアアップの位置になる
  • プログラマーにもプロフェッショナルはいる!
  • SE、プログラマーというのは、ただの作業分担

「設計書通りに作るだけ」と言われると、プログラマーの仕事は楽しくなさそうと感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

少なくとも私はプログラマーという仕事をとても楽しんでいます!

プログラマーの仕事内容は楽しい未来を実現すること!

プログラマーの仕事は人々の生活をより楽しく便利にすることにつながっています。

具体的に例を上げると

  • 仕事の効率をアップさせる(アプリ、WEBサービス)
  • 普段の生活を便利で楽にする(車、家電)
  • 余暇をより楽しく過ごせるようにする(ゲーム)

このような便利で楽しい未来を実現する仕事になります。

プログラマーは作業員に見られがちですが、製品開発を担うプロフェッショナルです。

人により向き、不向きはありますが、あなたがプログラマーに向いているなら本当に仕事が楽しくなりますよ!

ぜひ、プログラマーになって世の中を変える製品のプログラムを作成してください!

ABOUT ME
こぼ
こぼ
プログラマー/ 独学スタートで20年以上プログラマー継続中/ Udemyでコースも出しています/ 得意言語:C言語、C++、C#/ 2023年にフリーランスに転身/ 身に付けた経験を惜しみなく発信していきます(^^)/