プログラミングを学んで副業をしたい!
理由は人それぞれですが、プログラミングの副業は
- 在宅でもできる
- 単価が高い
- スキルアップができる
といった理由からとても人気です。
とは言え、未経験では何から始めたらいいか分かりませんよね。
そのため、ここでは未経験からプログラミングで副業をする最も簡単な方法をご紹介します。
具体的な方法や慣れてきた後のステップアップとしてやる仕事にについてもご紹介しています。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
なぜプログラミングで稼ぐことにこだわるのですか?

これからプログラミング未経験から副業をする方法をお伝えします。
でも、その方法をお伝えする前に、一つ考えてみてほしいことがあります。
それはあなたの目的が「プログラミングで副業をすること」なのか、ただ「お金を稼ぎたい」だけなのか、ということです。
後ほど詳しくお話はしますが、プログラミングで副業をすることは簡単ではありません。
そのため、ただお金を稼ぎたいだけなら、プログラミングを勉強するよりもライターとして活動をした方が早く安全にお金を稼ぐことができます。
ライターって儲からないイメージがありますけど…
そんなことはありませんよ!
ライターの仕事も慣れてくると時給換算で1000円を超すことも可能です。
ただ稼ぐことにこだわるのであれば、プログラミングよりも早く安全に稼げるのでそちらも一度検討してみてください。
それでは、ここからはプログラミングで副業をする最も簡単な方法をご紹介します。
プログラミング未経験者が副業で稼ぐ最も簡単な方法は?

プログラミング未経験者が副業で稼ぐ最も簡単な方法は、HTMLとCSSを使ってWEBサイトやWEBページを作成することになります。
それってどこのサイトでも言われてることじゃないですか…
そうですね!でも、これが一番早くて現実的な方法なんですよ。
未経験がHTMLとCSSから始める理由は、プログラミング未経験者がプログラミングの仕事を受注するのは簡単ではないからです。
これは自分がお金を払って仕事をお願いすることを考えてみると理由が分かると思います。
例えば、あなたが家を建てるとき、未経験の大工にお願いするでしょうか?
他にも経験者がたくさんいるなら、絶対に経験者にお願いしますよね。
プログラミングの仕事もこれと同じです。

例えば、WEBサービスの開発では、重要な顧客データを扱ったり、商品を決済する仕組みを作ることもあります。
そのような大事なプログラムを作る時は、未経験者に頼むよりも経験者に頼んだ方が安心感があります。
そのため、必然的に未経験は仕事が取れなくなるのです。
なぜWEBサイト作成は未経験者でも仕事が取れる?
じゃあ、何でHTMLとCSSを使ったWEBサイト作成は未経験者でも仕事が取れるんですか?
それは安く作ってもらいたいという需要があるからですよ!
例えば、WEBサイトを作る場合、相場としては1サイトで10万円以上するのが一般的です。
しかし、創業したてのお店や会社ではそんなお金を払うことができない場合もあります。
その場合、WEBサイトを数万円で作って欲しいという提案を受けることになります。
時間効率が悪いので、ベテランの方はこのような案件は受けません。
ここに未経験者の需要が出てきます。
とりあえずWEBサイトがほしいという需要がある
最近はどんなお店や会社でもWEBサイトは持っています。
逆にWEBサイトを持っていないと、「あの会社大丈夫かな?」と思われてしまうこともあり、WEBサイトの有無が信用にも繋がっています。
でも、創業当時では資金が少なく、WEBサイトに高いお金は掛けられないこともあります。
そういう場合、「とにかく安くWEBサイトが欲しい」「それなりの物を作ってもらえるなら未経験者でも構わない」という需要が出てきます。
その需要を満たしてあげるのです。

実際に、私がよく通うお店の店長もWEBサイトはあるだけでいいと言っていました。
この場合の用途としては、集客目的ではなく、信用と最低限の情報を伝えるため道具ということです。
その店長はたまたま近くに安価でWEBサイトを作ってくれる知人がいたので、その方にお願いをしたのですが、このように、常連がしっかりついているお店であれば、WEBサイトはそこまで気にしていない人もたくさんいるのです。
ここからも分かるように、WEBサイトの作成に関しては未経験でも良いという需要はあります。
そのため、まずは「安価でWEBサイトを作りたい」という需要を狙って仕事探しをするのが未経験でも副業で稼ぐコツになります。
安売りをしても大丈夫なのか?
安売りをしたら全然稼げないんじゃないですか?
安売りするのは最初だけですよ!
安価で仕事を受けるとなると、全然稼げないんじゃないかと心配になるかもしれませんが、安価で引き受けるのは最初だけです。
未経験で実績がないうちは実績と経験を買うつもりで安価で仕事を受けます。
ある程度の実績と経験が付いた後は、世間一般の相場価格で仕事を受けることも可能になるでしょう。
そうなったら、もう安価で仕事を受ける必要はなくなります。
企業の売り込みでも初回割引はよくあること
最初だけ値段を安くするという手法は、企業が新規で顧客を開拓する時にもよく使われる手法です。
最初は信頼が無いので、安価で仕事をやらせてもらい、仕事ができることを証明する。
2回目以降、信用が付いた後は、適正な価格で仕事の依頼を受けるという形です。
他には、ネット上で買う化粧品も初回大幅割引というのはよくある手法です。

このように、どんな業界でもお客さまに対して信頼がない段階では、信用が無い分、値段を下げるという手法はよく使われています。
プログラミングの副業もこれと同じで最初は信用を買う意味で安価で仕事を受けた方が将来的に副業で稼ぎやすくなります。
プログラミングで最速で稼げるようになる方法は?

それでは次は、プログラミング未経験者が最速で稼げるようになる方法をご紹介します。
プログラミング未経験者が最速で稼ぐには「ノーコードツール」を使う方法がオススメです。
ノーコードツールって何ですか?
プログラミングをしなくてもWEBサイトが作れるツールのことですね。
ノーコードツールとは、プログラミングをすることなく、WEBサイトが作れるツールのことです。
など、色々なサービスがあります。
これらのノーコードツールはテンプレートを編集することでWEBサイトを作成することができます。
そのため、未経験者がプログラムコードを書いてWEBサイトを構築していくよりも簡単にキレイなWEBサイト作ることができます。
それだと「プログラミングで稼ぐ」ではないですよね…
確かにそうですね!でも、お客さまが求めている物を考えたら最初はこちらの方がメリットがあるんですよ!
ノーコードツールでWEBサイトを作るとなると、「プログラミングで稼ぐ」には当てはまらないと感じるかもしれません。
しかし、お客さまは、あなたにプログラミングをして欲しいのではなく、WEBサイトを作って欲しいのです。
それを考えると、より早く、質の高いWEBサイトを提供するには、ノーコードツールの方が向いているということになります。
ノーコードツールのメリットって何なんですか?
それではメリットとデメリットをまとめてみますね!
ノーコードツールのメリットとは?
まずはノーコードツールのメリットになりますが、以下の3つになります。
- 短時間でキレイなサイトが提供できる
- テンプレートを使うからバグの心配が少ない
- 簡単な修正なら依頼主でもできる
短期間でキレイなサイトが提供できる
ノーコードツールはテンプレートをベースにしてWEBサイトを作成していきます。
そのため、未経験者でもキレイなWEBサイトを簡単に作ることができます。
テンプレートを使うからバグの心配が少ない
ノーコードツールを使う一番大きなメリットがバグの心配が少ないことになります。
未経験でプログラミングの仕事をする場合、どうしてもバグの可能性が高くなってしまいます。
バグはプログラムを書く量が多いほど発生率が高くなりますが、ノーコードツールならプログラム自体を書かない、または書いても少量になるので、バグの発生率を限りなく抑えることができます。
簡単な修正なら依頼主でもできる
ノーコードツールは、プログラミングができない人でもWEBサイトを作れるようにしたツールです。
そのため、納品後の修正に関しても、簡単な修正なら依頼主でもできてしまいます。
例えば、納品後に
- 文章を直したい
- 値段を変えたい
など、軽微な変更すら再び依頼しないといけない状態は、依頼主にしてみれば時間的にも金銭的にもデメリットです。
納品後の細かい要望やリテイクを無くすためにも、ノーコードツールで作った方がメリットが大きいことになります。
ノーコードツールのデメリットとは?
続いて、ノーコードツールのデメリットになりますが、以下の3つになります。
- 他のサイトと同じようなデザインになる可能性もある
- バグが発生した時に、原因を探しにくい
- 機能制限がある
他のサイトと同じようなデザインになる可能性もある
ノーコードツールで使うテンプレートは自分以外の人も多く利用しています。
そのため、他のサイトと似たようなデザインのサイトになってしまう可能性もあります。
バグが発生した時に原因を探しにくい
ノーコードツールはテンプレートをベースに作成するので、基本的にバグは無いと考えて大丈夫ですが、バグが出てしまった時は、原因を特定するのが大変になります。
自分で書いたプログラムコードの場合、不具合の原因を掴みやすいですが、ノーコードツールの場合、原因の特定が困難になる可能性もあります。
そのため、バグの発生を減らすためにも、
- 最初のうちは難しいことをしない
- 自分で理解できないことはしない
ということが大事になります。
機能制限がある
ノーコードツールは、言うなら「無料ブログ」のようなものです。
そのため、様々な機能制限があります。
例えば
- 広告やサービスのロゴが表示される
- 独自ドメインが有料プランのみ
- 容量に制限がある
- サイト数に制限がある
などです。
機能の制限については、ノーコードツールを提供する各サービスの料金プランを参照すると確認することができます。
あれ?無料で使えないんですか?
開発自体は無料でできますよ。ただ、依頼主はある程度のお金は必要になりますね。
ノーコードツールを使った開発は無料で行うことができます。
ただ、公開後はランニングコストが必要になります。
無料プランでも公開はできるのですが、広告が出てしまったり、独自ドメインが設定できないという問題があります。
これらのデメリットは仕事を受ける前に依頼主に説明をする必要があります。
そのため、各サービスの料金プランと機能制限は覚えておきましょう。
プログラミングで副業をする具体的な手順

それでは、次はノーコードツールを使って副業をする具体的な手順についてご紹介します。
手順としては
- HTMLとCSSの基礎を勉強する
- ノーコードツールの使い方を勉強する
- 簡単な画像編集を勉強する
- ポートフォリオを作成する
- 案件を受ける
という4つの手順になります。
HTMLとCSSの勉強をする
まずはHTMLとCSSの勉強をします。
ノーコードツールを使うのにHTMLとCSSの勉強は必要なんですか?
何か問題が起こった時に原因を掴みやすくするためにも、WEBサイトがどうやって出来ているかは知っておくべきですよ!
HTMLとCSSの勉強をする理由は、WEBサイトがどのように出来ているかを知るためです。

納品したサイトで何か問題が発生した時、WEBサイトがどのようにできているのか知っているだけでも原因を特定できる可能性が高くなります。
そのため、WEBサイトの作成を仕事にするのであれば、HTMLとCSSは最低限覚えておくべきです。
HTMLとCSSはどのように勉強する?
HTMLとCSSは比較的簡単な言語なので、本やWEBサイトを使って独学することも可能です。
しかし、基礎からしっかりと学びたいのであれば、Udemyの動画教材を使って学ぶ方が良いでしょう。
Udemyはセール期間中なら1200~2000円程度で動画教材を買うことができます。
本を一冊買うつもりで購入してみると覚えるのも早くなると思います。
>>世界最大級のオンライン学習サイトUdemy
勉強の目的を間違えない!
HTMLとCSSを勉強する目的は、WEBサイトを美しく構築できるようにすることではありません。
HTMLのコードを見て、WEBサイトがどのような構造で出来ているかを理解できるようにすることです。
完璧を求めて勉強しすぎて飽きてしまわないように気をつけてください。
ノーコードツールの使い方を勉強する
HTMLとCSSをある程度学んだら、次はノーコードツールの使い方を学びます。
ノーコードツールは、使いやすさや特徴がそれぞれのサービスで違います。
まずは自分が使いやすい物を選ぶためにも、いくつかのサービスを試しに使ってみると良いでしょう。
具体的な操作方法はWEBサイトで調べことが基本になりますが、Wixやペライチの場合、Udemyで講座も販売されています。
Udemyの場合、動画講座になるので、具体的な操作を見ながら学習をすることができます。
そのため、個人的な意見を言えば、WEBサイトで学ぶよりもUdemyで学ぶ方がオススメです。
簡単な画像編集を勉強する
WEBサイトを作る時は画像編集が必須になります。
そのため、簡単な画像編集もできるようにしましょう。
よく使う操作としては、
- 画像サイズの変更
- 画像の切り抜き
- 文字の追加、装飾
- 回転
などです。
これらの操作を使ってWEBサイトに載せる画像を編集していきます。
画像編集ソフトはフリーの物でも良いですが、個人的にはAdobeのPhotoshop Elementsがオススメです。
値段は、サブスクリプションプランは無く、買い切りで約2万円ほどしますが、操作性も良く、高機能です。
更に利用者も多いのでネット上に情報も多くあります。
Photoshopの基礎的な操作ができると何かと役に立つことも多いので、これを機に覚えておいて損はないと思います。
画像編集の勉強方法
画像編集の勉強は、それ単体で学ぶよりも実践形式で学んだ方が覚えやすいです。
そのため、ノーコードツールの勉強や次に行うポートフォリオの作成の時に実際に画像を編集しながら覚えていきましょう。
その方が画像編集単体で学習するよりも早く効率的に学ぶことができます。
ポートフォリオを作成する
ノーコードツールの使い方を学んだら、今度はポートフォリオと呼ばれる自分の作品を作成していきましょう。
ポートフォリオを作るには2つの理由があります。
1つ目は「お客さまに自分の商品をアピールするため」、2つ目は「WEBサイトを作成する手順や感覚を覚えるため」です。
ポートフォリオはどんなWEBサイトを作ったらいいんですか?
お客さまに完成系をイメージしてもらいやすい物がいいですね。
ポートフォリオは、自分が対象とするお客さまをイメージしたサイトを作成しましょう。
例えば、企業ではなく、お店を対象にするのであれば、
- ラーメン屋のWEBサイト
- 美容室のWEBサイト
- ペットショップのWEBサイト
など、さまざまな種類のWEBサイトを作成してみましょう。
お店をやっている友人がいるなら、その人のお店を紹介するイメージで作成してみると作りやすくなります。(※迷惑が掛からないように、店名などは架空の物にしてください)
他には、LP(ランディングページ)と呼ばれる商品を紹介するようなWEBページも作成してみましょう。
LPは簡単に言うと、WEB上のチラシみたいなものです。
ネット上で販売されている美容関係の商品でよく使われていますよね。
LPはチラシや雑誌に載っている広告を真似したり、LPのサンプルを真似して作成してみるのがオススメです。
このようにして実際にWEBサイトやLPを作る感覚を学んでいきましょう。
案件を受ける
ポートフォリオを作成したら、次は実際に案件を受けます。
案件を受けるには、
- クラウドソーシング
- 友人、知人の仕事を受ける
この2つの方法がやり易いかと思います。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、
- ランサーズ
- クラウドワークス
といった、仕事を依頼したい人と仕事を受けたい人をマッチングさせるサービスです。
クラウドソーシングにはWEBサイト制作に関する案件もたくさんあります。
その中から条件を確認して、自分でもできそうな案件を見つけて応募していきます。
最初のうちは要求が多い複雑なWEBサイトは避けた方が無難です。
案件を探す時は、「未経験OK」のものや質よりも値段重視で作成してもらいたいという要望の案件を探しましょう。
安い値段で依頼をしてくる人の中には、高品質なサイトをただ安く作らせたいという人もいると思います。
そのような案件を避けるためにも、具体的にどのようなサイトが欲しいのかを確認し、依頼主の要望がどの程度の物なのかを事前に確認することが大事です。
最初は応募をしてもなかなか受注することができませんが、落選が当たり前と思って何度も挑戦していきましょう。
■ 応募する時の注意
クラウドソーシングは顔が見えない相手とのやり取りになるので、不安を無くしてあげることが大事です。
例えば、プロフィールでは自分のアピールだけでなく、仕事に対するモチベーションや自分の現状を丁寧な言葉で伝えるようにしましょう。

あと、応募する際はノーコードツールを利用して作成することを事前に伝えておきましょう。
ノーコードツールのランニングコストは、「独自ドメイン+レンタルサーバー」よりも値段は高くなります。
そのため、依頼主によってはノーコードツールが好ましくないこともあります。
自分がどんな条件でWEBサイトを作成するかを丁寧に伝えた方がトラブルも少なくなります。
仕事を取ろうとして嘘を書いたり、誇大広告をするのではなく、トラブルなく仕事を終えることの方が大事です。
このことは忘れないようにしてください。
知人、友人の仕事を受ける
仕事を受ける2つ目の方法は友人や知人の仕事を受けることになります。
知人や友人から仕事を受注できるのであれば、そちらの方が理想的です。
未経験のうちは気の知れた人と仕事をした方が、精神的なストレスは遥かに小さくなります。
ただ、これは適当にやってもよい、納期を守らなくても良い、不具合があっても良いという意味ではありません。
友人や知人はあなたを信用して仕事を依頼してくれます。
そのことを忘れないようにして、期待以上の物を納品できるように心掛けましょう。
もしあなたが期待以上の成果を上げることができれば、口コミで商売仲間をお客さまとして紹介してくれるかもしれません。
実際に私が通うお店のWEBページを作成した方はこの方法で仕事を得ているそうです。
最初から口コミだけで仕事を取るのは難しいですが、友人や知人の仕事を受けて良い仕事をすれば口コミの可能性は高くなります。
そのため、もし友人や知人でWEBサイトが欲しいという要望があるのであれば、最初は1000円でもいいから仕事を受けてみるとよいでしょう。
仕事は一度経験をするとかなり自信が付きます。
自信が付けばよい仕事もできるようになり、それが信頼となって次の仕事も受けやすくなっていきます。
最初は利益よりも経験という気持ちで仕事を探すようにしてください。
プログラミングの副業、種類と難易度

ここまでは未経験からWEBサイト作成で副業をする方法をご紹介しました。
ここからは、WEBサイト作成からのステップアップとして、プログラミングには他にどんな副業があるのかについてお話していきます。
WEBサイトの作成で経験を積んでいった後のステップアップとしては
- WordPressのカスタマイズ
- 既存WEBサイトの修正
- WEBアプリの作成
などが挙げられます。
このうち、片手間の副業としてできるレベルの仕事は、2番の「既存WEBサイトの修正」までになります。
1. WordPressのカスタマイズ
WordPressはできる人にしてみれば簡単なのですが、プログラムの知識がない人にしてみれば難しいことも多く、お金を払ってでもやってもらいたい案件になります。
そのため、WEBサイトの作成で案件を取れるようになった後のステップアップとしては、WordPressの案件を取れるようになると良いと思います。
例えば
- デザインを調整してほしい
- ページの表示スピードを改善したい
などの要望があります。
デザインを調整してほしい
デザインの調整はHTMLとCSSの知識があれば対応が可能です。
ただ、WordPressの各WEBページは、HTMLとPHPという2つの言語が混ざったプログラム構成になっています。
そのため、調整次第では不具合が発生する可能性もあります。
WordPressの案件を扱うのであれば、PHPの知識があるとより安全に仕事をすることができます。
ページの表示スピードを改善したい
WordPressは時にページの表示スピードが遅くなることがあります。
それらを改善する仕事の依頼もあります。
ページスピードの改善にプログラミングは必要ありません。
プラグインやWEBページの表示を高速化するための知識があれば対応が可能です。
既存のWEBサイトの修正
既存のWEBサイトの修正は、他人が作成したサイトを修正することになるので、自分で作成するよりも難易度が高くなります。
案件によってはHTMLやCSSを直接編集したり、JavaScriptを使ってWEBサイトに動きを付ける修正が必要になることもあります。
JavaScriptを使う場合は、JavaScriptによるプログラミングの知識が必要になります。
そのため、仕事の難易度も高くなります。
中にはノーコードツールで作成されたサイトを編集してほしいという案件もあります。
WEBアプリの作成
プログラミングの副業の中にはWEBアプリの作成という案件もあります。
WEBアプリ作成は本格的なプログラミングが必要となり、受け取れる金額も数十万円単位、期間も数ヶ月必要になります。
どんな言語を使うんですか?
副業案件はPHPが多いですね!
副業案件のWEBアプリ開発では、PHPを使った仕事が多めです。
WEBアプリ開発は、Ruby、Pythonを使って実現することもできますが、これらの言語を使った仕事は副業ではほとんど見かけません。
WEBアプリ開発は、難易度も非常に高いので基本的に未経験者はお断りの領域になります。
仕事を受けるには、2年〜3年の実務経験が必要になります。
実務経験が必要な理由は、最初にもお話した通り、重要なデータを扱うことも多く、未経験者にお願いするよりも経験者にお願いをした方が安心感があるからです。
ここまでの話でも分かるように、未経験から本格的なプログラミングの仕事を受けることはとても難しいです。
本格的なプログラミングの案件は他と比べて報酬も高額なことも多く、ベテランのプログラマーたちも狙っている仕事になります。
また、期間的にも数ヶ月が必要で、片手間の副業としては負担も大きくなります。
そのため、個人的にはオススメはできません。
もし、それでもWEBアプリを作成するプログラマーとして働きたいのであれば、プログラミングスクールに通って本格的なWEBアプリを一度作成し、さらにどこかの会社で数年就職をしてからやるべきです。
WEBアプリの作成はそれ相応の責任感も伴います。
特に副業は一人で問題を解決しながら仕事をすることも多いので、プログラマーとして会社に入って仕事をするよりも難易度が高くなります。
そのため、厳しい意見になってしまいますが、実務経験がない状態でWEBアプリ開発の仕事を受けることはオススメできません。
まとめ
それではまとめになります。
- プログラミングの副業は難しい。稼ぎたいだけなら他の方法を探した方が簡単。
- HTMLとCSSを使ったWEBサイト作成が一番簡単な副業になる
- WEBサイトはノーコードツールを使って作成した方が効率が良く、お客さまのメリットも大きい!
- ポートフォリオはお客さまをイメージした作品を作る!
- WEBサイト作成後のステップアップとしては、WordPressや既存WEBサイトの修正の案件が良い
- WEBアプリ作成は副業レベルでは難しい。未経験で仕事を受けることはオススメできない。
以上になります。
プログラミングの副業は単価が高い案件も多いので、簡単にお金が稼げると思うかもしれません。
しかし、実際は難易度も高く、未経験者が少し勉強をしたくらいで稼げる物ではありません。
私は過去に一度、未経験のプログラミング言語を使ってWEBアプリを開発し、販売をしたことがあります。
その製品はバグがあり、お客さまからクレームがきました。
色々調べたのですが、どうしてもバグの原因が解明できずお客さまに多大な迷惑をかけたことがあります。
メールで罵倒もされ、脅迫めいた事も言われ、とても苦い経験をしました。
実務経験のない状態で仕事を受けるということは本当にリスクが高く、不安が付きまといます。
あなたにはそんな思いはしてもらいたくないので、プログラミングで副業をする時は、絶対に背伸びはしないようにしてください。
プログラミングの仕事が高単価になるのはそれだけ専門性が高いからです。
それは覚えておいてください。
今回、ご紹介した方法は、できるだけ不具合もなく、安心して副業をするための手段になります。
そのため、金銭的には大きな額を稼げないかもしれませんが、それでも慣れると10万円くらいなら稼ぐことができると思います。
それ以上の額を稼ぎたいというのであれば、本格的に勉強をしてから行うようにしてください。
繰り返しになりますが、絶対に背伸びだけはしないこと。
これが本当に重要です。
副業はプライベートの時間を使って行う物です。
そのため、お金を稼ぐよりも安心して楽しく仕事をすることの方が重要です。
そのことは忘れないようにしてくださいね。